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データによると、ビットコイン(BTC)の長期保有者は、ほぼ1年ぶりに利益を上げている。歴史的に見ても、長期保有者の収益性の回復は、市場の大きな上昇を予感させるものだ。
ブロックチェーン分析企業グラスノード(Glassnode)によると、ビットコインの長期保有者の利益率を示す「LTH-SOPR」の7日間平均は、2022年5月以来初めて1を上回った。
SOPR(Spent Output Profit Ratio)は、UTXO(Unspent Transaction Output)と当該ウォレットがUTXOをオンチェーンで使用する際の価値との米ドル建ての比率だ。UTXOは新しいトランザクションでインプットとして利用されていないトランザクションアウトプットで、ポケットに残っている小銭のようなものだと考えることができる。
ウォレットXがウォレットYに1ビットコインを送った場合、前者は後者にコインを支出または売却しているものとみなされる。XがYにコインを移動させた時の価値が取得時よりも高かった場合、Xは利益を上げたと言える。SOPRが1以上であれば、移動したコインは平均して利益を得る価値で売却されていることを意味する。
LTH-SOPRは、オンチェーンで移動したコインのうち、155日以上保有されていたものに着目している。
グラスノードのアナリスト、ジェームス・チェック(James Check)氏は週一度のノートの最新版で次のように述べている。「長期保有者のSOPRは、マクロな市場変化を反映する傾向がある。長期の実現損失(LTH-SOPR<1)の後、長期保有者は最終的に収益性の高い支出体制に移行しており、過去のサイクル移行点と似た構造になっている」。